幼い頃から読書が大好きでした。そこから関心が広がり、現在は、博物館・美術館を訪
れたり、演劇を見たりすることが趣味になっています。素敵な建物の散策も大好きです。
　表現する方々への敬意が、私が知的財産分野に関心をも持つきっかけにもなりましたし、知財分野の仕事にたくさん携わらせていただくにつれ、その念は深まっております。

　今まで、約１０年間、企業法務の分野を中心に、経験を積んで参りました。企業の皆様のお手伝いをさせていただく中で、日々感じているのは、事前予防の重要さです。もぐら叩き方式の問題対処は、人的にも物理的にも、会社を大きく疲弊させます。生じた問題に真摯に対応することはもちろん重要ですが、紛争を未然に防止することも、それと同じぐらい大切なことだと思っております。
　しかし、規則や制度等、体裁だけ整えれば、いいというものではありません。しっかりと、どういった「理念」に基づき、どのような制度をつくるのか、出来上がった制度をもとに、どのように「理念」を実現させていくか、そして、如何に法的側面からもしっかり裏付けをとっていくか、という点が、重要であると考えております。
　このような側面から、皆様それぞれに寄り添ったご提案をさせていただきます。